ノヴァーリス・アル・巌
50も近い、軽そうな、それでいてダメそうなオヤジ。
かつてのカブトとしての面影はない。落ちた英雄。
愛用のインテグラルに対しても、「もう用はない」と言い切るその姿に人は失望を隠さない。
"エイジドエイジス(Aged Aegis、年経たイージス)"とは、そんな彼の現状を評したあだ名。
何事もエッジでニューロなものが好まれるNOVAにおいて、当然のように悪口。
そんな彼にも、イージス＝不壊の盾と称された時があった。
「第１次アサクサ戦争」をはじめとする幾つかの事件において、護り手としての彼の名がNOVA市内において広く知られるようになる。この頃、犯罪結社の抗争や、特定宗教団体によるテロにより、暴力の花が咲き乱れたNOVAにおいて、常に最前線で暴力と戦う彼の姿は人々の心に勇気を与えた。彼に取材した特集記事「瓦礫に咲く巌」は、同年のピュリッツァ賞を獲得した。
その後続く激動の時代にあっても、彼の名と活躍は、色褪せる気配を見せない。「電脳聖母事件」では、事態を解決に導いた或るWEBエンジニアが最も信頼した護衛として彼の名を挙げ、「豪華客船オルトリンデ号占拠事件」では、彼はなんと乗客に一人の怪我人も出すことなく、最後までエスコートしたと報じられている。
また、彼が「エクシード事件」に際して、人とヒルコとの間に立って発した言葉は、情報の陳腐化が加速したこのニューロエイジのNOVAにおいて極めて珍しいことに、以後3年間流行語大賞にノミネートされ続けた。
情勢不安なNOVAにおいて、彼の姿は人々の心に勇気と安心をもたらし続けた。毎年最も活躍したカブトに贈られるカブト・オブ・ザ・イヤーを彼は5年連続受賞し、史上最年少での殿堂入りを果たしている。
彼の活躍は、護衛としての個人的な活動に留まらず、後進のカブトに与えた影響の面でも大である。例えば、「バレットタイム」や「ガードセンス」などの、今日のカブト業界ではもはや常識と化したアウトフィットの諸々が、彼の動きや心理状態をキャプチャすることにより開発されたことは、あまりにも有名である。
そんな彼であるが、近年その名前は華々しい活躍とではなく、異なる態様、即ちゴシップとともに知られるようになる。曰く、「ノヴァーリス、あの売り出し中モデルと焼き肉デート、、、か！？」、「ノヴァーリス、新薬の販売会社を設立。医学会は効果に疑問！」など。
このようなかつての彼からは想像しがたいゴシップの量産の陰で、徐々に彼はカブトの表舞台からその姿を消して行った。
だが、今でも人々は、公園のベンチで、場末のバーで、ほんの少し昔を懐かしむようにこう問いかけるのだ。
「NOVAで最強のカブトと言ったら、誰だか知ってるかい？」
★共通事項
カブト◎、カリスマ●（リーダー）
▼出来ること
ブランチ：リーダー9Lv カット進行およびリサーチで必要に応じて全員の達成値+10
一心同体リアクション→追加アクションの流れ
★１案 カゲ
※分身でリアクション手数稼ぎ、範囲攻撃にも対処可能？
一心同体＋空蝉でリアクション→追加アクションで叱咤激励、達成値+4で他人に行動
攻撃力も全くなく、不可知があんまり使えないのが欠点
叱咤激励だと全体としてのプロットが増えないので、手数足りないかな？
★２案 ミストレス
自動防御でリアクション手数稼ぎ
一心同体＋電光石火でリアクション→追加アクションで盾の乙女、プロット消費なしで他人に行動
母性本能で精神戦にもリアクション可能
経験点が余るので声援がとれます。達成値操作+4くらい。
ファイト！は便利。
